ココロルルル・心と身体の声

より楽に自分らしい人生のために・・心と身体を感じ、そして自分を大切に。

愛のあるアタッチメントの必要性

アタッチメントとは触れ合うこと

私たちには、アタッチメントは必要不可欠。

アタッチメントは愛着行為。

親はコロコロ変化する赤ちゃんの感情などを、赤ちゃんに触れることで本能的にそして潜在意識的に調節し続けることができます。

 

ママが愛を持って赤ちゃんに接することで、赤ちゃんは安心をします。

愛を持って。が重要なポイントです。

ママがストレスでいっぱいだったりイライラしていたり、感情が乱れていたならば、赤ちゃんはそれをそのまま感じ取ってしまいます。

 

この働き、他者を模範して何かを感じ取る、または学ぶことができるのは、私たちの脳に備わっているミラーニューロンの働きによるもの。

 

共感することも、このミラーニューロンの働き。

他者の感情表現を、まるで自分のものと同じように感じる。

友達が幸せを感じながら話してくれたことに共感する、自分も同じように幸せに感じられる。

このような共感能力(エンパシー)もミラーニューロンによるもの。

 

愛のあるアタッチメントは生きていく上でとても大切

 

触れること。肌の感覚器官によりたくさんの情報を得ることができる。

熱いとか冷たいとか、硬いとか柔らかいとか、気持ちいいとか悪いとか・・

触れることで確認できる。

 

そして愛情のある触れあいでは、人は孤独を感じなくなる、愛を感じる、生きる喜びを感じる、落ち着きを感じる、癒しを感じる・・・

 

動物も同じで、犬も頭をなでなでされるのが大好き。

心地良さそうに永遠に撫でられてます。

でも一方では、撫でられることに抵抗がある犬もいます。

赤ちゃんだった頃に、撫でてもらえなかった犬、虐待を受けた犬たち。

触れられることが怖い犬たち。

人間も同じです・・・

大切な子供時代に、親の愛情をたっぷり注いでもらえなかった赤ちゃんや子供たちは悲しいことにたくさんいます。

愛のあるアタッチメントを体験できなかったために、撫でられることを怖がる犬と同じで、自分と相手の間に壁をつくってしまいます。

その壁を壊すのには、多くの時間を費やすでしょうし、壁を壊せないまま大人になった人も悲しいことにたくさんいます。

 

愛情を持ってのアタッチメント。

それには、まず自分が整っていないとできない。

まずは自分の身体を感じとる力を育てること。自己調整の必要性。

イライラや怒りの感情や悲しみなどは、相手に伝わる。

幸せや楽しさや喜びなども、相手に伝わる。

生まれたばかりの赤ちゃんも、感じとることができる。

動物も同じ。

 

触れることには愛が必要。

赤ちゃんを抱っこする前に、少し気持ちを落ち着けてから抱っこしてみると・・

赤ちゃんはママの大きな愛情をいつもよりもたっぷり受けとれます。

赤ちゃんだけじゃなく、子供や大人、動物もみんな同じ。

心に愛があるかどうか、心が乱れているかどうかでは確実に違いがあるのです。

私たち感情がある生き物ですから。

話す前にも、一つ呼吸を整えてから話す。と人間関係も意外とうまくいきます。

感情に振り回されないようにするにも、やはり自分を整えておく必要性。

自分のためにも必要だし、自分自身に対しても愛を持ってのアタッチメントは大切。

 

無理しない、がんばりすぎない。

これも、自分調整の大切なポイント。

 

ヨガクラスのインストラクターや伝えるべき立場の人が、無理したり頑張ったり、落ち着いていなければどうでしょう?

生徒さんたちにそれは全部伝わってしまうでしょう。

私もカウンセリングやヨガクラスを開催している者として、この愛のあるアタッチメントの重要性は無視できないです。

まずは自分を整える。これは最低限のベースです。

 

今はコロナ禍で、人との触れ合いが難しいところですが、必ずしも肌で触れるだけではなくて、言葉での触れ合いも同じことが言えます。

愛情を持った言葉の発し方、話し方。

自分を始め、聞く者もみんなが心地よくなれる愛のあるアタッチメントです。

 

愛を持って接することで、人を怖がる犬たちや、人も少しづつではあるけど心を開き出すでしょう。

 

 

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